STEP BULATSの勉強法︰Writing編

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STEP BULATS Writing試験の勉強法

STEP BULATS writing試験はどうやって勉強するのがいいのだろうか?

STEP BULATSのWriting試験でいいスコアを取るためには、文法の知識や語彙がただあるだけでは不十分で、実際にそれを使いこなして英文を書けるようになることが大事です。
このページでは、STEP BULATSのWriting試験で確実にスコアアップするための効果的な勉強方法をご紹介しています。

STEP BULATS writing試験の勉強方法の基本

STEP BULATS writing試験の勉強方法の基本は、「インプットとアウトプットの練習を同時に並行して進める」ということです。
本を読んで勉強してどれだけ知識や表現を身に着けても(インプット)、それを使って実際に文章を書く(アウトプット)ことができなければ当然スコアも低くなってしまいます。
逆に、どれだけ文章を書く(アウトプット)練習をしても、インプットがなければ中学生レベルの拙い文章となってしまって高スコアは期待できません。
ビジネスシーンで使われる定例表現や語彙を身につけ(インプット)、これを使う(アウトプットする)練習を反復して行う勉強法が有効です。
特に日本人の場合には、知識詰め込み(Cramming)に偏重した学校教育のカリキュラムや日常生活で英語を書いたり話したりする機会が少ないせいで、「アウトプット」の練習が圧倒的に足りません。
STEP BULATSのWriting試験、Speaking試験はまさにこのアウトプットが問われるので、「インプット」だけでなく、「アウトプット」の練習も並行して行う必要があるのです。
と、いうことで、インプットを身に付ける方法、アウトプットを身に付ける方法をそれぞれみていきましょう。

勉強法1:インプットを身につける方法

まずは、インプットの勉強方法です。
ビジネス文書やEメールで使われる表現や語彙を身に着けます。

勉強のコツ1︰TOEIC Writing試験用の対策本を使う

一番楽ちんなのは、STEP BULATSのWriting試験対策本などを読んで勉強する方法ですが、残念ながらSTEP BULATSの対策本は数が多くありません。
幸い、STEP BULATS試験と同様にビジネス英語のライティング能力を測る試験がありますので、こうした試験勉強用の単語帳や例文集を活用するとよいです。
一番メジャーなのは、TOEIC Writing試験です。
TOEIC Writing試験用の本で紹介されている例文を読んでビジネス英語の表現や語彙を身につけましょう。

勉強のコツ2︰ TOEICの単語帳を使う

勉強のコツ1とも関連しますが、ビジネスで使われる単語を覚える際には、TOEICの単語帳が使えます。
社会人の方であれば入社時や入社後にTOEICを受験された方も多いと思いますので、すでTOEICの単語帳をお持ちのケースが多いと思います。
お持ちの単語帳を使って毎日数を決めて少しずつ覚えていきましょう。
ちなみに、同じ英語の試験でも、「英検」や「TOEFL」は学術分野に重点を置いています。ビジネスの要素も一部は含まれるのですが、それ以外にも社会、環境、政治、歴史、芸術など、より幅広い分野が含まれます。
STEP BULAT試験では使用頻度の低いものも含まれますから、限られた時間で効果的に単語を覚えるためには、「英検」や「TOEFL」向けの単語集はSTEP BULATSの試験対策用には使わない方がよいでしょう。

勉強のコツ3︰ 単語やビジネス英語表現はこう覚える

普段、英単語を覚えるときはどうしていますか?
単語帳で単語の記憶度をチェックするとき、日本語訳の方を隠してから英語の方を見て、どんな意味だったっけかな~と日本語訳を思い出すというケースが多いのではないでしょうか。
こうした方法でも問題ありませんが、ライティング試験は表現したい日本語に相当する英語を思い出す作業がメインです。
より効果的にライティング試験で単語を使えるようにするには上記の方法と逆にするとよいです。
つまり、英語の方を隠して日本語訳から英語を思い出すようにするとよいでしょう。

勉強のコツ4︰ スペルは書かずに頭の中で覚える

日本語訳から英語を思い出すときには、スペルも頭の中に思い描くようにしましょう。
スペルを暗記するために紙に単語をひたすら書きだすというのも有効な方法ですが、管理人はあまりお勧めしません。
理由は3つあります。
  • 頭の中でスペリングしてみるのに比べて、書く、という動作をすると時間がかかる
  • 書いて満足してしまって実際には実は頭の中に入ってなかった、みたいなことがある
  • 紙と鉛筆と机と椅子がある状況でないとできない
貴重な時間を効率的に使うため、「書く」という時間は節約しましょう。

勉強のコツ5︰単語や英語表現はすきま時間で覚える

特にビジネスマンは限られた時間の中でSTEP BULATS試験の勉強を行う必要がありますので、机に向かっている時間は極力、アウトプットするのに使います。
単語やビジネス英語表現を覚える(インプットする)のには、基本すきま時間を使います。
通勤の電車の中や会社の休憩時間などです。
すきま時間で覚えた表現や単語を、まとまった時間をとれて模擬試験問題などを解くときにアウトプットするのです。

勉強法2:アウトプットの練習

次はアウトプットの練習方法についてです。
これはシンプルでSTEP BULATS形式の問題を「本番の形式で」ひたすら解く、ということに尽きます。
「本番の形式で」というところが大事です。具体的には以下の「勉強のコツ」でみていきましょう。

勉強のコツ1:キーボードで入力の練習をする

2018年から完全施行されたOnline版のSTEP BULATS writing試験ではタブレット上にキーボードで文章を入力します。
試験と同じく、パソコン上にキーボードで回答を打ち込んで練習するのがよいでしょう。
パソコンがない方は、スマホを使いましょう。Bluetooth対応のキーボードであれば、スマホに接続できます。
メモアプリ(EvernoteやOnenoteなど)を立ち上げて入力すれば十分英文ライティングの勉強ができます。
ちなみに管理人は、LogicoolのBluetoothキーボードk375を愛用しています。スマホスタンドが付属している点と、3台の機器と接続を切り替えて使えるので、家ではパソコン、iPadとつなぎ、出先ではキーボードだけ持参してスマホと接続する、なんて使い方ができます。
Loficoolのbluetoothキーボートk375

LogicoolのBluetoothキーボード “k375″です。スマホスタンドもついているので、スマホを使ってSTEP BULATS writing試験のタイピング練習ができます。

勉強のコツ2:必ず時間を計る

STEP BULATSのWriting試験には45分という時間制限があります。
ライティングの練習をするときには、必ず時間を計り、この時間内に回答を終えられるようになるまで練習しましょう。
Part1とPart2を別々に練習するときには、Part1で15分、Part2で30分とします。それぞれ最初にプラニングの時間、最後に見直しの時間を取りますので、時間配分としてはこんな感じが理想です。
Part1:
プラニング:2分
回答作成:11分
見直し:2分
Part2:
プラニング:4分
回答作成:22分
見直し:4分

勉強のコツ3︰オンライン英会話で添削をお願いしてみる

Speaking試験の勉強の際に、オンライン英会話を活用することをおすすめしました。
オンライン英会話はSpeakingの練習用、と思われがちですが、実はWriting対策にも活用することができます。
先生に英文の添削をお願いするのです。
管理人がお世話になっていたDMM英会話では、25分のレッスン時間をどう使うかは生徒側の自由でした。
このため、スカイプのチャットボックスに問題文、インストラクションと自分の書いた回答を貼り付けて添削をお願いしていたのです。
なお、チャットボックスに入力する代わりに、ひと手間増えますが、wordに貼り付けてWordの変更履歴機能を使って添削してもらえれば、復習にも使えてとても有効です♪
また、Dropboxのオンラインストレージサービスなどに事前にwordファイルをアップしておき、レッスン予約のメモ欄にリンクを貼り付けておくと更にスムーズです。
先生によっては、事前に添削して、当日説明から入ってくれることもあります。

STEP BULATS Writing試験の勉強方法まとめ

それでは、STEP BILATS Writing試験の勉強方法をまとめてみましょう。
勉強の基本はインプットとアウトプットを同時に進めることでしたね。
それぞれ具体的コツを紹介しています。

勉強法1︰ビジネス英語で使われる単語や表現をインプットする

  1. TOEIC Writing試験用の例文集・単語帳を使う
  2. TOEICの単語帳でも代用可
  3. 単語やビジネス英語表現は英語を隠して覚える
  4. スペルは書かずに頭の中で覚える
  5. 単語や英語表現はすきま時間で覚える

勉強法2︰ひたすらアウトプットの練習をする

  1. キーボードで入力練習する
  2. 必ず時間を計る
  3. オンライン英会話で添削をお願いする
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