STEP BULATSの勉強法︰Speaking編

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STEP BULATS Speaking試験の勉強法

STEP BULATS speaking試験はどうやって勉強したらいいのかしら?

STEP BULATSのSpeaking試験は、STEP BULATSの3つの試験(Reading&Listening、Speaking、Writing)のうちで、勉強しても最もスコアが上がりにくいと言われています。
それでもSpeaking試験のスコアを上げるためには、継続的にSpeakingの勉強をして表現をインプットしながらアウトプットする(しゃべる)練習をねばり強く続ける必要があるのです。
ここでは、確実に成果を上げるSTEP BULATS Speaking試験の勉強法をご紹介しています。

勉強の基本:大事なのはインプットとアウトプットを同時並行で進めること

STEP BULATS speaking試験の勉強方法の基本は、インプットとアウトプットを同時に進めることです。
ここで、インプットというのは、ビジネスシーンで使われる表現を身につけること、アウトプットというのは、実際に英語でしゃべることを指します。
ビジネス英会話の表現をどれだけ多く覚えても、アウトプットの練習なしでは試験本番でまず使いこなせません。
一方、どれだけ英語で話す練習をしても、中学生レベルの語彙・表現では高スコアは期待できません。
インプットして英語のレベルを上げ、かつ、それがすらすらと出てくるようにアウトプットの練習をする、というのがSTEP BULATS speaking試験の王道の勉強法なのです。

勉強法1:インプットを身につける

勉強法の1つ目は、Speaking試験がテーマとするビジネス英会話で使われる語彙や表現をインプットすることです。
ここで、STEP BULATS speaking試験の内容をおさらいしましょう。
STEP BULATS Speaking試験(オンライン版)は以下の5問構成となっています。
Part1:インタビュー
Part2:発音
Part3:プレゼン
Part4:グラフを用いたプレゼン
Part5:ロールプレイ
インプットでは、これらのそれぞれの問で使う単語・表現を記憶するのです。
理想的には、文法書などを読み返して、時制、分詞構文、条件節、仮定法、冠詞などを復習するのがよいですが、ここからスタートすると受験日までにビジネス表現を身に着けるところまで到達しないのがオチです。
インプットする際の勉強法としては、ビジネス表現・単語を身に着けるのを最優先とし、必要に応じて都度、文法書を開いておさらいするのがよいです。
肝心のビジネス英会話の表現・語彙の勉強方法についてですが、対策本で勉強しようにも、残念ながらSTEP BULATS の対策本は非常に限られています。
また、オンライン対応版の対策本は未だ出版されていないため、数少ない対策本の中にも、特にオンライン版で追加されたPart4(グラフを用いたプレゼン)で使える表現は含まれていません。
このため、試験内容が近いSpeakingテストのうち、比較的対策本の数が充実しているTOEIC  Speakingの本を用いてビジネス英会話の表現を身に着けるのがよいでしょう。
もう一つの方法は、ビジネス表現としては共通しているWriting試験用の対策本を使うことです。対策本については、以下の記事でご紹介しています。

勉強法2:ひたすらアウトプットの練習をする

さて、インプットしたら実際にそれを実際に声に出して使いこなせるようにアウトプットの勉強します。
これには、ひたすら反復練習するしかありません。逆に、反復練習すればするほど、すらすら英語が出てくるようになります。
毎日少しずつでよいので継続してSpeakingの練習をしましょう。
アウトプットの練習をするには、自分一人でしゃべる練習をするのでも効果はありますが、発音の悪さや文法の間違いなどは自分で気づけるものではありません。

(1) おすすめはオンライン英会話

管理人がおすすめするのは、オンライン英会話を活用した勉強法です。
ひと昔前は駅前留学、などとよく言いましたが、英会話教室に行くのは費用対効果に優れているとは言い難いです。
管理人も一時期ピンクのうさぎの英会話教室に通っていたことがありましたが、週1回40分のマンツーマンレッスンで月に2万円もかかりました。。これでも安い方かもしれません。
グループレッスンだとどうしても自分がしゃべる時間が限定されてしまうためにマンツーマンにしたのですが、そこそこのお金を支払う割に1週間40分というのはSTEP BULATSの試験対策としては全く足りないと思った方がよいでしょう。管理人も英会話教室に通うのは1年もしないうちにやめてしまいました。
この点、オンライン英会話であれば、業者にもよりますが、月数千円で毎日レッスンが可能です。管理人がSTEP BULATSの勉強用に契約していたDMM英会話では、25分のレッスンを毎日できて月額5980円でした。
英会話教室に比べて講師のばらつきはありますが、中には素晴らしい講師もいますし、大事なのはアウトプットの練習をすることです。練習につきあってもらって間違いや発音を指摘してもらえれば十分です。
もしオンライン英会話を利用したことがなければ、まずは、オンライン英会話に申込んでみましょう。毎日できるタイプなら、レッスン料の安さで選んで問題ありません。
実際にオンライン英会話で先生とレッスンする際には、ひたすらSTEP BULATS speaking試験の本番形式で反復練習しましょう。
オンライン英会話でレッスンを予約する際に、事前にSTEP BULATS speaking試験向けの対策をしたい旨を告げて、本番形式での練習をしたいこと、フィードバックが欲しいことを伝えましょう。
英語の先生に連絡するときには、管理人は以下のような文章を予め準備し、Skypeのメッセージボックスにコピペしていました。先生に時間も計ってもらうとよいでしょう。
I’ll take an English exam called STEP BULATS nexrt month. I would like you to help me with preparing for the exam. Here is the instruction for the test.

(2) 自分の声を録音して聞き直すと効果UP!

なお、英語でレッスンするとき、さらに英語力をアップさせるためにやっておいた方がよいことがあります。
自分の声を録音して、後で聞き直すことです。
スマホの録音機能でも十分ですし、もしスマホの録音機能が使えない方は安いもので良いのでICレコーダを準備しましょう。これでレッスン中の自分のスピーチを録音しておきます。
自分のしゃべる英語を聞くのは少し恥ずかしいですが、レッスンの後に必ず聞きましょう。言いよどんでいることや、無意識に発言していまっている「んー」、とか「えー」、とか言った発言に対する気づきを与えてくれます。最初のうちは自分の英語の離せなさに愕然とすると思いますが、それがモチベーションを与えてくれます。

勉強は2ヵ月前スタートがおすすめ

さて、それでは、Speaking試験対策のための勉強はいつ始めるのがよいでしょうか。
「今でしょ!」とか言うのはもはや時代遅れになりつつありますよね。
Speakingの勉強をあまり早く始めても途中でだれてしまいますし、直前に始めると間に合わないといったことになってしまいます。
これについては、自分の今のレベルと目指すレベルによるので一概には言えませんが、管理人はSTEP BULATSの試験の2か月前にスタートするのをおすすめします。
Speakingのスコアを上げるためには継続的な学習が必要と書きましたが、1か月では勉強の成果が出てくるには短すぎます。明確な根拠があるわけではありませんが、2か月あれば、日数にして60日です。毎日30分のオンライン英会話レッスンを行うとすると、1レッスンでSpeaking試験のPart1~5まで通して一回行うことができます。
模擬試験を60回分相当ですから、かなり問題にも慣れてきます。この慣れだけでも十分にスコアアップできます。
2か月前からスタートして毎日英会話レッスン!これが管理人のおすすめするSpeaking試験の勉強方法です。

STEP BULATS speaking試験の勉強方法まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
このページでは、STEP BULATS Speaking試験の勉強方法についてご紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
  • TOEIC speakingやSTEP BULATSの対策本を用いて英語表現や語彙をインプット
  • オンライン英会話を活用してアウトプットの練習を重ねる
  • アウトプットの練習時にはICレコーダーで自分の声を録音して後で聞き直す
  • 2ヵ月前からスタートして毎日勉強を続けることが大事
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